君の笑顔を照らした花火
美雪の様子は変わりなく、パチパチと輝く光を見ていた。
その光が消えると。
「やってみる」
そう言って、美雪が手を伸ばした。
僕は1本取って、美雪に渡した。
火を点けてあげようとした時、一瞬だけ、ピクッとしたけど、その後はいつもと変わり無かった。
ジーっと、自分の手の下で光る花火を見る美雪。
光りが消えると、僕を見た。
「もう1本?」
僕の問いに、コクンと頷く。
さっきと同じように1本渡して、火を点けてあげた。
僕は真剣に線香花火を持っている美雪を見ていた。
その光が消えると。
「やってみる」
そう言って、美雪が手を伸ばした。
僕は1本取って、美雪に渡した。
火を点けてあげようとした時、一瞬だけ、ピクッとしたけど、その後はいつもと変わり無かった。
ジーっと、自分の手の下で光る花火を見る美雪。
光りが消えると、僕を見た。
「もう1本?」
僕の問いに、コクンと頷く。
さっきと同じように1本渡して、火を点けてあげた。
僕は真剣に線香花火を持っている美雪を見ていた。