ツナ&エマ〜カレーなる日曜日〜
とか言いつつ
机に座って爆睡した俺。
目が覚めると、
じーって視線を感じて
上を見上げたらエマがいた。
「…うぉ?!
なんだよ!病人は寝てなさい」
「ごめんごめん、
なんかツー君の寝顔って
アキちゃんに似てるなぁって思って。
ツー君もここで寝てたら風邪移るよ?」
当たり前だろ、親子なんだし。
俺はどっちかと言えば
平々凡々な母親の血を引いたけど
エマのビューティ部分は完璧父ちゃん。
くっそう。
どうせなら俺だって
父ちゃんのかっけぇ顔を受け継ぎたかった。
まぁ、アキの顔も嫌いじゃあねぇけど。
「腹減ってない?」
「うん、空いた。
さっきリバースしちゃったし、
それにお粥じゃ腹持ち悪いし」
「なんか作るか……あ!」
「ん?どうしたの、ツー君?」
俺、めちゃめちゃいいこと
思いついちゃったかもしれない!