大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜

あたしが家に着くと、まだ誰もいなかった。
昨日の外泊がばれない様にバスタオルや下着などを
洗い、干しておくのだった。

いつも両親がいなく、お兄ちゃんも
いない時は友達の家に泊めてもらって
いたからばれない様に偽装するのだけは
得意になっていた。

しばらくするとお兄ちゃんも帰ってきて、
2人で食事をとりながら
昨日の夕飯について打ち合わせをして
親が帰ってくるのをまっていた。
< 109 / 125 >

この作品をシェア

pagetop