大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜


「美穂っっ!」

「宏稀っっ!」

「勇斗!」

「うっわ、ひでえな。

大丈夫か?」

「ちょっと痛いんだけどね。
大丈夫だよ。

それより、よく入って来れたね?」

「ひぃくんね、部活始まる前に
いきなり抜けるとか言い出してね?
訳聞いたら美穂が大変だって
ゆうからね?
急いでチャリ飛ばしてきたの。

そしたらなんか、
すんなり入れちゃった。笑」

「勇斗っ!」

「あ、ごめん、ひぃくん。」


「宏稀、心配してくれたの?」


「っっ!たりめーだろっっ!」


「ありがと。」


「ん。そんなことより保健室。」


< 124 / 125 >

この作品をシェア

pagetop