大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜
「ねぇ、美穂、今から出てこれる?」
家に帰って少したつと
宏稀からメールが届いた。
あたしが家を出ると、そこには
宏稀が立っていた。
「・・・・・・・・ぉう。今、ちょっと
話せるか?」
宏稀はそういって、あたしに
飲み物を渡してきた。
「ん、大丈夫だよ・・・・ありがと。」
あたしはそういって宏稀から
飲み物を受け取った。
「・・・・・・・・・・さっきは、、、、、悪かった。
俺、どうかしてた。っつぅか
元カレに妬いてた。
俺さ、美穂が俺のことほんとに
好きでいてくれたのか分かんなくて
美穂のこと、疑ってた。
でもさっき、勇斗に言われたんだ。
美穂、ごめんな?
俺、馬鹿だよな。人に言われなきゃ
気が付かないなんて。
ほんとにごめん。」
宏稀はそういうと頭を下げた。