大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜
「俺、みなみだゆうと。
よろしくね。」
あたしの隣のゆうとくんって
いうひとは凄く人懐っこい
笑顔をみせる人だった。
「東西南北の南にたんぼの田
勇気の勇に北斗七星の斗で
南田勇斗。よろしくね、
美穂ちゃん。」
「何であたしの名前・・」
「あらかじめ先生に聞いておいたの。
よろしくね〜。ほら、
ひーくんも挨拶しなよ。」
南田君がそういうと
「俺はかんざきひろき。
神様の神に咲くの咲ひろきは
こう。」
そういって机に宏稀っていう字を書いた。
「神咲宏稀君と南田勇斗君ね、
よろしくね。」
あたしがそういうと
先生が美穂ー調子に乗るなーって
言いながら頭を叩いてきた。