大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜
「んーん、いいよ、大丈夫。
あたしも馬鹿だから
宏稀の気持ち考えないで
色々話したりしてた。
あのね、私宏稀に話さなきゃ
いけないことあるの。
あたしね、実は
元カレと何百回もキスしたし
その先もしたの。ヤッたの。
ごめんなさい、黙ってて。」
あたしは宏稀に全てを打ち明けた。
「・・・・・・・・・そっか、ん、分かった。
でも俺は、美穂のこと
大切にすっから簡単には
ヤッたりしねぇ。」
宏稀はそういって、あたしに
甘いキスを一つ落として
帰っていった。