大嫌いでも大好き 〜愛しの柴ハゲくん〜
「ん〜。」
あたしが起きると朝の9時だった。
「おはよう美穂。」
そういっている宏稀は
リビングに立っていた。
「なんか、有り合わせの物だけど。」
そういって宏稀はあたしの前に
ホットケーキを置いた。
「おいしそーぅ!」
あたしが言うと宏稀は
絶対好きだと思った。といって
笑った。
朝食も食べ終わり、
宏稀の部屋に向かった。
宏稀の部屋はモノトーンで
まとめられた綺麗な
大人っぽい部屋だった。
あたしが宏稀の部屋を
見ていると宏稀がいきなり
後ろから抱き着いてきた。
「美穂、我慢できない。」
宏稀はそういうとあたしを
ベットに押し倒した。
「えっ、ちょ、宏稀!?」
「美穂、無防備過ぎる。
そのシャツの長さとか
露出具合とか誘ってるでしょ。」
「え、いや宏稀?」
あたしは頭が真っ白になった。
宏稀はあたしに昨日したキスよりも
もっと激しいキスをしてきた。
息をするタイミングが
全くないような激しいキスを。