セナの冒険






「…ロイドって優しいよね」



「は?」



あ…しまった!
口に出すつもりじゃなかったのに…



「何でもないよ」



「な、何だよ?」



とりあえず笑ってごまかすと、いつの間にか消えていたゾーラさんが扉から出て来た。




「ロイド、お嬢さん。もうすぐ夕飯が出来そうじゃからそろそろおいで」



「あ、はいっ!」





魔物達を解散させ、ロイドと私はティーノ達を連れ家へ戻った。










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