セナの冒険
「でもお前さ、ホントにBか?もうちょい小せぇんじゃ…」
ドカッ!
「…………すみません」
振り返り、ロイドの鳩尾に一発お見舞いしてやった。
「ほっほっほ、仲良しじゃの。いいことじゃ」
「ゾーラさん!いいことって、全然良くないですよ!この人どうしようもないんですよ!変態なんですよ!エロ大魔神なんですよ!」
「それは昔からでの。勘弁してやっておくれ」
「昔からって……オイじいさん」
「あ、そうそう。シェリアはもういつでも出発できるぞい。外におる」
「そうか、ありがとう。セナ、手紙書いたか?」
「あ、うん!」
私は手紙を持ち外に出た。