セナの冒険
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「…朝か」
俺はベッドから降り、窓を覗き朝が来たことを確認した。
さっきまで俺が寝てたすぐ隣には、セナが寝息を立てて爆睡している。
昨日は、俺の過去も弱いとこも全部さらけ出し、随分みっともねぇとこを見せた。
それでもセナは、真剣に聞いてくれ、涙まで流してくれた。
…昨日みっともねぇとこ見せた分、これから惚れ直させねぇとな…。
でもその前に、今日はやらなきゃならない事がある。
公開処刑………。
一方的に手紙をもらっても、やっぱりもう一回顔を見ないと気が済まねぇ。
手紙に場所は書いてなかったしな。
調べるしかねぇか。