セナの冒険
アイクがバイクを進めるのは、街の門の方。
ロイドも向かった、あの大きい魔物だ。
「…結構やるみたいだな」
「…ひどい……」
着いた先には、グチャグチャに壊れた門と、倒れてるたくさんのハンター、ガーディアン達。
それでも数名のハンター達は、大きな気持ち悪い牛みたいな魔物相手に、勇敢に立ち向かっている。
その中には、ロイドの姿も…!
火炎放射器の様に、ロイドの片手からはものすごい炎が飛び出す。
ティロルがキラキラ輝く体で、炎の横を真っ直ぐ突き進む。
「ロイドーーーー!!!!」
「! セナ!?」
ロイドは私に気づき、状況に驚きつつ、バイクをこっちに飛ばした。