セナの冒険
「…なんだよその即答…。嘘じゃねぇだろうな?」
「え?嘘じゃないよ?」
「………素直に嬉しい」
わお!
ロイドが赤くなって
目を逸らした!!
かわいい………。
と思った瞬間、ティロルが飛び立ち私は立ち上がったロイドに抱きしめられた。
…そしてキス。
深い深いキス。
さらに優しくて
熱くて甘い、キス。
ひやあああああああ…
ななななんか
どうすればいいの…!?
暫くして唇が離れる。
え……ロイドが私をじっと見つめてる…………
「な…なに?」
「お前さ…」
な…なんだろう…!?
「初めてだろ?へったくそだな!」
「………」
私は無意識に、ロイドに顔面パンチを食らわしていた。