セナの冒険
い…いくら何でも長すぎじゃない!?
「長老って一番長く生きてる人のことですよね!?一体いくつなんですか!?」
「私は826歳です」
「は…826!?えええええ」
ちょ…ちょっと待てー!!
ってことはさ?
私達の世界で言うと8世紀前の人!?
21世紀−8世紀で…13世紀!?
500歳でも有り得ないのに…
ええええええ!!
ロイドやアイクはともかく、カズキなんて驚き過ぎて放心状態だよ…
「まあ、薄いとは言え一応妖精族の血を引いているので、普通の人間よりは長く生きる事になるかもしれませんね」
「…と言うと?」
「そうですね……まあ100歳までは必ず生きる事になると思います」
「そうですか。それくらいなら…良かったです」
「――あなたは妖精界へ来て、風景を見て何とも思いませんでしたか?」
長老はサーシャに問い掛けた。