セナの冒険
頬を赤らめて笑うサーシャがすごく可愛くて…
「かわいい!!」
思わず抱きついてしまった。
「えっ…!?」
サーシャはビックリして、固まってる。
「私のことセナでいいからね!!」
「セナ…。ええ、セナ!」
私達は、新たな仲間として抱きしめあった。
「ちょっ、俺も!!俺も混ぜて!!俺もカズキって呼んで!!なあ、混ぜて!!」
仲間に入りたそうに喚くカズキを見て、私とサーシャは大声を上げて笑った。
サーシャ…
これからの仲間。
きっと、助け合い協力し合える、大切な仲間になる。
そう思える。
私の心に、希望の光が射した。