セナの冒険
「しおらしいセナなんてセナじゃねぇよ!!元気出せよ、な!!」
そう言って叩く力を強める。
「そ、そうだ、よね……………、ってさっきから痛いのよ!!!」
バチンッ
「はうぁっ」
私は思いっきりカズキの頬をひっぱたいてやった。
「いってぇ!!」
また涙目になって頬を擦るカズキ。
ちょっと力強すぎたかな…?
少し反省しながらカズキを見ると、なんとなくニコニコしてるのは気のせい…?
「カズキってMなんだね」
「なんで!?」
サーシャが部屋に呼びに来るまで、私はカズキで遊び尽くしてやった。