セナの冒険






「簡単に言えばハンターは魔物を倒す仕事、ガーディアンは護衛とか犯罪者捕まえたりする仕事。まぁ要は似たようなモンなんだけどな」




「ロイドはどっちをやってるの?」




「両方。このヘアバンドがハンター、ピアスがガーディアンの証明みたいなもんだ」




「じゃあ、その仕事やってる人達って皆お金持ちなの!?」




「いや、ハンターもガーディアンもランクがあってさ。そのランク次第でやっぱ金は変わるから、貧乏から金持ちまでいるぜ。実力次第って事だな」




「ロイドは何ランク中の何ランクなの?」




「ハンターもガーディアンも、ノーマル、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、マスターってなってて、ランクごとにピアスとヘアバンドの色が変わるんだが、俺の場合黒だからマスターランク」




「最高クラス!?」




「まあな。惚れたか?」




ロイドはからかうように笑い、グラスに口をつける。



はあ〜〜〜…!
ロイドってすごい人だったんだ…!!









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