セナの冒険
そのあとも他愛のない話を沢山して、楽しい食事を終えた。
私が後片付けをやると言っても断られ、強引にベッドルームに案内された。
「俺は今から片付けと風呂があるからな、俺が来るまでちゃんと起きてろよ?」
「だから、後片付けは私やるって…!」
「いいからわかったな?絶対起きてろよ」
ロイドは人差し指で私の額を小突き、ベッドルームから出て行った。
あれもロイドの優しさなのかな?
片付けはいいから早く寝ろってこと?
……私、考えすぎかもね。
とりあえずベッドに転がり高い天井を見上げた。
うわ!!
今気付いたけど、この天井星空が見える!!
どうゆうこと??
窓じゃないよね?
これも魔法なの??
しかもこのベッド、寝心地良すぎだし広すぎでしょ!!
沢山のフカフカなクッションが散らばってるし…
サイズなんてキングどころじゃなくない!?
こんな大きいの…
必要あるのかな〜〜
欠伸を連発してるうちに、瞬く星空に囲まれ眠りに落ちた。