セナの冒険
「なっ、何すんの!」
「お前が可愛いから悪りぃ!」
そう言うと、ロイドは私の顔を振り向かせ長〜いキスをし始めた。
「ん…ん〜〜!!」
ちょっと!!
長い!!
息できないじゃん!!
ディープとかではないけど…!
唇が強い力で塞がれて離せない!!
ちょ、ほんと…息しづらすぎ!!
ロイドの胸をドンドン叩くと、やっと解放してくれた。
「あ〜…押し倒していい?」
ちょっと……
それ笑いながら言う?
いいわけないじゃん?
「嫌に決まってるでしょ!!」
「チッ…。まあ無理矢理押し倒しても意味ねぇしな。しょうがねぇから、セナがOKしてくれるときまで待つか」
ロイドは頭を抱えベッドから降りた。
「お、OKって…!」
「惚れた弱みってヤツだな。見てろよ?今に俺しか見れなくなるぜ!」
そう言って笑いながら、扉の向こうに去って行く。
ほ、ほれたって……
てゆーか凄い自信だよね〜…