セナの冒険






『わかったか?だから、お前をヴィクトリアへ連れて行く』



ちょっ……
ちょっと待てー!!



『…なんだ?』



フローゼアは私を引きずる手を止め、不愉快そうに振り向く。



まだ、疑問がいっぱい残ってるんだけど………



『言ってみろ』



まずさ、宝玉に触れることができるのは女神と私だけなんでしょ?

魔王はヴィクトリアの支配が狙いなら、なんで時の女神に宝玉も持って来させなかったの?



『そんなこと知るか。魔王の考えることなど分かりたくもないわ』


え〜………
超嫌そう………









< 9 / 299 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop