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代償はあると
思ってはいた
世間一般から見た
プー太郎の自分は
前の輝きは薄れて
遅寝、遅起きと
生活習慣は崩れ行き
欲求も深まらなくなり
もう、生きる気もしない
そんな時僕がフラフラと
立ち寄ったのは本屋
普段はマンガばかり
読んで笑っていた
自分が久し振りに
足を向けたのは
あの思い出深い
長々と目が点になる
文庫本コーナー
夏休みになれば
読書感想文を書かされた
少しばかり手が出にくい
気が重くなる場所
ここから運命は変わる
手にした一冊の本から
僕の時間は再び動き始めた