00:00


気づいてほしかった


不器用すぎたかな?


僕がほっといたのが
いけなかったね


葵はまた
前のように
遊ぶよう
なっていった


それを知ったのは


随分と時間を
さかのぼって
いかないと分からない


僕の時間が
一年くらい経って


区切りのついてない
気持ちを思い出し
葵の名前が耳に入った


その段階から


夢中になりすぎた
僕は"葵"の名前こど
容量オーバーな頭から
捨て去ろうとしてた


それくらい
この一年がとても濃く
楽しい時間だったから


過去の記憶よりも
新しい記憶が多すぎて


いい人ばかりに
恵まれた環境が
僕に変化をつけた


< 179 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop