忘れた記憶
「望着いたよ??」
あっ本当だ…
アレ??翔太何で私の家知ってるの??
ガチャ
「あっ望、おかえりなさい。」
家からお母さんが出てきた。
「ただいま。あのね、同じクラスの…」
「久しぶりです。」
と、翔太が頭をさげた。
え??
「あら、翔太君が送ってくれたの??」
え??えっ!!
お母さん、翔太の事知ってるの??
「はい。何かあったら大変なので…」
と、ニコッと笑った。
「わざわざ、ありがとう。お茶でも飲んでって。」
「いえ、今日は帰ります。じゃ、また明日な!望。」
と、頭をポンッと叩いた。
何で、翔太の事お母さんが知ってるんだろう。
「望。ケーキあるから入りなさい。」
お母さんが笑って手招きした。
「あ…うん。」