忘れた記憶

「…ありがと。」
翔太には聞こえないように
そっと言った。

いつの間にか学校に着いていた。
「おっはよ~」
元気な紗和が抱きついてきた。
「おはよ。紗和。」
「あれ??何で翔太いんの??」
やっと翔太の存在に気付いた、紗和。
「ひっどー!ずーっといたのに。」
しょんぼりする翔太。

「うそ!教室行こっ!!」


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