異 常 嗜 好 。
不自然とも言えるほど綺麗に片付けられており、
その生活感の無さはまるで人が住んで居ないようだ。
「適当に座りー」
「あ、はい;;」
そう言うと澪は冷えた紅茶を用意してくれた。
「はい、澪さん特製ハーブティー(笑)」
「ありがとうございます・・・//」
透明のグラスに入れられた蜂蜜色のハーブティーは
まるで澪の髪の毛のようだった。
「この紅茶の色・・・澪さんの髪の毛みたいですね(笑)」
「Σえ?」
「蜂蜜色ー(笑)」
ちょっとびっくりした顔をする澪が
たまらなく可愛かった。笑
澪も少し笑って、あたしの頭を撫でた。
「・・・・・///」
「・・・かわええなあ(笑)」
「・・・からかわないでください//」
「からかってへんよ?笑」
そういって澪は今日で二本目の煙草に火を点ける。