Show ☆ Days
Show ☆Ⅲ
春ちゃんに言われたようにクラスへ走って向かう。
「奈央っ!!来てくれたんだ…」
「そりゃ、行くよ、春ちゃんのためだもん!」
「そのことなんだけど.....」
春ちゃんは眉間に皺をよせ、黙り込む。
あたしは心配になった。
「春ちゃん....?」
春ちゃんはあたしの耳元へ来て、囁いた。
「奈央。驚かないでね…?」
春ちゃんは震える声で話した。