【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
プールに戻ると、真理が近づいてきた。
「桃叶・・山ノ内くんになんかされなかった?
ごめんね。私も後から不安になって探したんだけど、見当たらなくって・・」
私は「ううん」と首を振った。
「でも小島くんがみつけてくれたんだ・・。
よかった・・」
真理はホッとしていた。
手を繋いでいる私と悠斗を見て、真理はうれしそうに笑った。
「他の4人もうまくいってて、山ノ内くんは見当たらないし。
私・・お邪魔みたいだから帰るね」
「邪魔なんてそんな・・」
「頑張ってね桃叶」
真理がそう言って帰ろうとした。
「真理・・私、悠斗に告白した」
隣に悠斗がいて恥ずかしかったけど、
真理には1番に報告したかった。
「悠斗の彼女になった」