【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
真理はすごくうれしそうに笑った。
「よかった・・よかったね!!
小島くん。桃叶・・ずっと小島くんの事好きだったから。
桃叶のこと、大切にしてあげてね」
真理が悠斗にそう言うと、悠斗は「わかった」って頷いた。
そして真理はかわいく手を振って更衣室へと行ってしまった。
「ずっと好きだった?」
悠斗がくくくっと笑った。
あ。ばれた。。。
「う。。。うん。。
ずっと好きだった・・かも」
超恥ずかしい。
ついでに悠斗の上半身、超まぶしい。
自分の顔面がめちゃめちゃ熱くなっているのがわかるぐらい、
顔面に血液大集合。。。
すると悠斗が私の両頬をむぎゅっとつねった。
「大切にするよ」
あの・・つねって言う言葉ですかね・・それ。
「悠斗・・いたいぃぃ」
つねられたまま言った。
「早く言わなかった罰だ」
つねるのをやめて、悠斗は両手で私の頬を撫でた。