【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』



「家族は?」


誰もいないような気がしたけど、一応聞いてみた。



「昼間はいつも誰もいないよ。

共働きだから」



「そっか…」




悠斗が階段を上ったから、後からついて行った。




「あと兄ちゃんがいるんだけど、結婚して○○県にいるんだ」



階段を上りきって下を見たら、

姫がさみしそうに見上げていた。







< 160 / 308 >

この作品をシェア

pagetop