【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
「あ……ごめんごめん」
私が小島の笑顔をガン見しすぎたのか、
小島が謝ってきた。
「勝ち負けの旗じゃなくてさ、みんなで楽しもう!みたいな旗にしたくない?」
小島が頬杖をやめて、私を正面からじっと見ながらそういった。
吸い込まれそうな瞳だよ小島の瞳は
ダイ〇ン並の吸引力だな
「そ、そうだね…楽しみたいもんね…
じゃあ…なんだろう…」
私は目を合わせていられなくて、小島から目をそらした。
目を先に反らしたほうが負けなんだよ、
ま、喧嘩の場合だけど。。。
「真ん中にクラス書いて、周りにみんなで寄せ書きみたいに一言ずつ書いてもらう感じにしようか?」
あ…なんかいいね。団結って感じ。
「それいいね…じゃあ…そうしよう」
なかなか小島、いい案出すじゃん。