【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
正也は、遊び…だった…
「あんた……」
私は…我慢ができなかった。
「あんたに…
正也は本気だったよ!!!
遊び?
悠斗が物足りない?
悠斗に
悠斗に足りないところなんて
ひとつもないんだよ!!」
そこに悠斗がいたことも忘れて、
怒鳴ってしまった。
見た目はヤンキーだったかもしれないけど、
こんなに人に、怒鳴ったことなんてなかった。
悠斗に知られたくなかった…自分の過去。
悠斗の顔を見る事ができなかった。
私はダッシュで悠斗の家に走ってチャリに乗り、
全速力で、自分の家へとチャリをこいだ。