【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
ちょっ…
ちょっと待て!!
私は慌てて教室の電気を消して、小島の後を追った。
もうすでに小島は、昇降口前でチャリにまたがっていた。
私を見ると、親指でチャリの後ろの椅子を指した。
「の…乗れと…?」
私は小島の顔を見た。
「そ、乗ったほうが早いし」
う〜〜〜ん
チャリ2ケツには、苦い思い出がある。
正也の後ろに乗った時、
私より正也は小さいから、
『重てぇ〜〜このデカ女!!てめぇがこぎやがれ!!』と突き飛ばされた。
で、結局私が正也を乗せてこいだんだ。。。
小島は私よりもずっと背が高いけど…大丈夫だろうか。。。。