【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
「じゃ、また明日学校でな」
家の前につき、小島が私のカバンを渡してきた。
「ありがとう…」
「お! んじゃ」
小島は爽やかにチャリで走り去っていった。
とりあえず…突き飛ばされなくて…よかった。。
そう思いながら自分の家に入っていった。
リビングのソファーにドカッと座って、今日の出来事を思い出した。
正也と全然違う小島。
見た目も
性格も
まるっきり逆のタイプに
私はオロオロ?
ドキドキ…?
していた。
そういえば正也も
本気になった最後の浮気女は
今までとは…私とは逆のタイプの女だった。
タイプの違う生物に
人間はドキドキして、
それを『恋』と脳内が勘違いするんだ。
やばいやばい。
今の私…かなり勘違いしている。
正也と私は違うんだ。
簡単に惚れるような人間には、絶対にならないと
誓ったんだ………