【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
いつもの時間よりも早く最上階に着いたわけだから、
悠斗は、いるはずがない。
それに昨日、『来るな』って言ったし。
もしかしたら悠斗、ここに来ないかも…
病室に行った方がいいかな…
しばらくベンチに座って考えた。
やっぱ、病室に行こうとエレベーターの方へ歩いて行った。
その時、エレベーターの扉が開いて、
悠斗が出てきた。
驚いた顔の悠斗に
「よっ」
と、悠斗の真似をして片手をあげた。