【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』
「俺の席?」
さらに首を傾げた悠斗。
あぁ−−−なんか超嫉妬しているみたいで、
自分がヤダー−−−
しかも私彼女でもないのに、
嫉妬して怒ってんのって
おかしいじゃん。
悠斗困ってるし。
あ……でも首を傾げた悠斗かわいい…
なんて、
嫉妬中でも悠斗に萌える私は、相当【悠斗病】に侵されていると思った。
「俺の席くる女子なんかいるか?」
え。いるじゃん。
「背のちっちゃい…」
そういったら、悠斗は
あぁ…と言って、
「彼女」
と、爆弾をぶん投げてきた。