昆虫戦記
危機が

去った後の

地球は荒れた気候が

しばらく続きました。

我ら動物も昆虫も

耐え続けました。

我ら動物も昆虫も

今の体では

生き抜く事は

出来ないと悟りました。

我ら狼も数万年前は

耳が

2つしかなかったが

荒れた大地で

食料を探すには

良い聴力を必要とし

耳が

4つに進化しました。

それから

数千年の時を経て

地球のオゾン層の

オゾンホールが

無くなり

大地震が

起き海面だった所も

地盤が隆起し陸地が

出来始めました。

やがて気候も戻り

元々あった大地で

眠っていた

種が芽を出し育ち

育った植物が花を付け

実を付け種を作り

他の大地へと飛ばし

それを繰り返し

地球に緑が

戻り初めました。

その時にある異変に

昆虫は気付きました。


地球上の重力が

以前に比べ

軽くなっている事を。

昔の重力ならば

体の構造上

今より

大きくなったら

重力に押し潰され

生きては行けない。

しかし

今の重力なら

大きくなったとしても

問題は無い。
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