昆虫戦記
「俺が言いたい事は、そう言う事では無いのです。あの通路は徐々に下っていった。ここに地下通路をつくるならば、徐々に下る地下通路を作ればいずれ、それなりに堅い表層が現れるのではないでしょうか?ただ、心配なのは川の下に地下通路を作ると言う事です。川と地下通路の間が無ければ水が漏れ出す危険性を伴う。その為にも、堅い表層が出るまで堀り続けなければいけません。初めは柔らかい土を掘るので穴の上部と両サイドに土止めを丸太でしながら進めなくてはなりません。」
主張する
まこと。
「うぬ。確かに出来ない事はないかもしれません。 私からもあるのですが、作った川の周りに更に杭を立て、高いサクを作ると言うのは、いかがでしょう?」
まことは
狼の長の意見に
同意した。
「それは、良い考えだと思います。しかし、ここで大きな問題が浮上します。これだけ大きく開拓する上で人員が足りないと言う問題です。皆さんにお手伝いをお願いします。ここに集う皆様方の兵の何匹かの方は、再び他の種に協力要請のお願いをしに行って欲しいと言う事です」
長達は
ざわめく。
狼の長は
まことに伝える。
主張する
まこと。
「うぬ。確かに出来ない事はないかもしれません。 私からもあるのですが、作った川の周りに更に杭を立て、高いサクを作ると言うのは、いかがでしょう?」
まことは
狼の長の意見に
同意した。
「それは、良い考えだと思います。しかし、ここで大きな問題が浮上します。これだけ大きく開拓する上で人員が足りないと言う問題です。皆さんにお手伝いをお願いします。ここに集う皆様方の兵の何匹かの方は、再び他の種に協力要請のお願いをしに行って欲しいと言う事です」
長達は
ざわめく。
狼の長は
まことに伝える。