昆虫戦記
美加子の言葉を聞き
モグラの長が
意見を述べる。
「難しい話は良く分からんけど、美加子とまことには悪いが、俺達は、危機を感じ取れる。だから、そうなりそうだと思ったら、止めれば良いんじゃないか?それとも、やられているのに指を加えて見てろって言うのか?俺はヤダね!!」
まことは
モグラの長の言葉に
反論する。
「確かに、あなた方の方が俺達人間に比べて危機を感じ取れる能力に優れている事は認めます!!しかし、危機を感じ取った時、手の施しが無い状況だとしたら、何が出来ますか!?」
モグラの長は
黙ってしまう。
すると
猿の長が
まことに訪ねてくる。
「仮に今の状況が続いたら、まこと殿と美加子殿が描いた予測は、何年後に起こるのですか?」
まことは下を
俯きながら答える。
「正直・・・分かりません・・・分かりませんが・・・「
猿の長は
まことが言い切る前に
言葉を発する。
「分からない?分からない事に我々は、この戦を中断は出来ぬ。我々が、それを望んでも昆虫達は、それを望まないだろう。こう言ったら何だか、全てではないが、この戦は、あなた方、人間の責任でもあるのですよ」
モグラの長が
意見を述べる。
「難しい話は良く分からんけど、美加子とまことには悪いが、俺達は、危機を感じ取れる。だから、そうなりそうだと思ったら、止めれば良いんじゃないか?それとも、やられているのに指を加えて見てろって言うのか?俺はヤダね!!」
まことは
モグラの長の言葉に
反論する。
「確かに、あなた方の方が俺達人間に比べて危機を感じ取れる能力に優れている事は認めます!!しかし、危機を感じ取った時、手の施しが無い状況だとしたら、何が出来ますか!?」
モグラの長は
黙ってしまう。
すると
猿の長が
まことに訪ねてくる。
「仮に今の状況が続いたら、まこと殿と美加子殿が描いた予測は、何年後に起こるのですか?」
まことは下を
俯きながら答える。
「正直・・・分かりません・・・分かりませんが・・・「
猿の長は
まことが言い切る前に
言葉を発する。
「分からない?分からない事に我々は、この戦を中断は出来ぬ。我々が、それを望んでも昆虫達は、それを望まないだろう。こう言ったら何だか、全てではないが、この戦は、あなた方、人間の責任でもあるのですよ」