ストロベリーキャンドル

「プッ…あははははっ」

2人のやり取りを見ててこらえきれなくなった私は盛大に吹き出した。

「あ、なに笑ってんですか!!」

「だ…だって…ふ…2人とも…あははは…お…面白すぎて…」

笑いをこらえながら言うと

「……」

むすっとしてて、ちょっと顔が赤かった。

照れてるー。かわいいー!!

「ふー、やっとおさまった。…海に行くもう一人は匡樹くん?」

「そうでーすっ!って今知ったんですけど。」

「そうなの?てっきり知ってると思ってた。」

「はい。てか、違っても無理やりついてきます。」

「無理やり…ストーカー?…やっぱ拓哉くんホモ!?」

「なんでそうなるんですか!!違いますって!!」

クルっと後ろを振り向いて言うと思いっきり否定された。


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