ストロベリーキャンドル


おはようございます。

朝になりました。相変わらず緊張Maxです。

まぁ、それはひとまずおいておいて、水着を買いに行きましょう。




「結菜ー!待った?」

私が駅の待ち合わせ場所に行くと、里歌が息を切らせて走ってきた。

「ううん、今来たとこだよ。」

「ほんと?よかったー。」

「んじゃ、行きますか!」

「えぇ!!勝負水着を買いにっ!!」

「そうとも!!……ってはい?」

勝負水着?

勢いよく頷いたはいいが、何やら怪しげな単語が里歌の口から飛び出た気がする。

…のは気のせいか?

「今、勝負水着って言わなかった?」

「ん、言ったよ?なんで?

 もちろん水着買う理由はそれに決まってますが?」

なんとも平然と返されてしまった。

こうなると、これはこれでなにも言えないんですが…ねぇ?

まぁ、なにを言っても里歌のことだから無駄だ、と割り切り私たちは歩きだした。

里歌曰く、勝負の地へ!!

※ただの水着屋さんです。


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