ストロベリーキャンドル
「拓哉くーん!匡樹くーん!ビーチバレーやらなーい??」
匡樹とくだらない言いあいを繰り広げていると、少し向こうで結菜先輩の声がした。
「あ、やり「もちっろんやりま―――す!!」
匡樹が大声を張り上げながら結菜先輩たちの方へ突進していく。
うるさ…
てか、怖っ。
あの勢いで突進とかマジ恐怖絵図としか言いようがねぇな。
「今行きますー。」
そして、俺も返事をしつつ結菜先輩たちのところへ走った。