君と過ごした日々

















「…出〇哲郎みたい(笑)」


「は!?
綾、頭大丈夫!?」


「うっ!!
く、口に出てた…!?」


「出〇哲郎って聞こえたけど…。」


口に出ちゃった!!
キモッ!!

「以後、こんなことが二度とないよう、十分に気をつけます。」


「ぜひそうしてください。
ところで、なんで里桜のこと聞いたの?」


「……忘れるところでした。
あのさ、さっき智士と里桜ちゃんかすっごい仲良さそうに喋ってたから
どういう関係なのかなって気になって…。」

いや、仲良さそうは違うか…うん。

「大丈夫よ。
綾と智士の方が100倍楽しそうだから。」


「はい!?
いや、全く嬉しくないんだけど!?
むしろ、真弥に対しての罪悪感しかないんですけどぉ!?」


「綾、うるさい。」


「ごめん。

つか、春香歩くの早い。
真弥が遥か後ろにいるわ。」


真弥は体力ないから…。


まぁそこが、か弱い

みたいな感じでよってくる男子も…


ごめんなさい。みたことありませんでした。


「あの里桜に対して、
ちょっと真弥は勝ち目ないかなぁ。」


あ、春香もおんなじこと考えてる。


< 20 / 162 >

この作品をシェア

pagetop