君と過ごした日々
「…里桜…。」
里桜が現れた途端に、春香が怯え始めた。
「久しぶりね?春香。
…まだ生きるの止めてなかったんだ。」
里桜の言葉に心が凍る。
「ちょっと…!!
一体春香が何したって言うの!?
うちの友達をいじめないでくれる!?」
「うっさいな。
そんなことより、あんた何年真弥と友達やってるわけ?」
は?
「うちの質問に答えろよ!!」
「里桜の質問に答えてくれたらいいよ?」
何この温度差。
気持ち悪くて鳥肌たってくる。
「…7年だけど。」
「ふっ。7年?
そんなんでよく友達って言えるね?」
「どういう意味?」
「真弥のこと、なんもわかってないくせに。
真弥と喧嘩したこととかあんの?
ないか(笑)真弥のこと理解できてないもんね。」
「あんたが真弥の何を知ってんの?」
なんでそんな風に言われなきゃいけないのよ?