LOVE GAME~初恋・監禁編~
「イベント!?」
俺以外の全員の声がハモッてる・・・。
ま、俺も、驚いてはいたけれど、口に出すことないじゃん・・・。
美月も、大抵冷静なはずなのに、
今は、目を見開き、かなり驚いている。
「皆さんには、これから、現在いらっしゃるお部屋から、
出てもらうことになります。」
「やったぜー!!」
千秋の喜ぶ声が聞こえてきた。
しかし、すぐにアテンによってその喜びは消される。
「しかし、皆さんにこの屋敷の構造を見せるわけにはいきませんので、
また、アイマスクをかけて移動してもらうことになります。」