LOVE GAME~初恋・監禁編~
承諾
~美月side~
今、私は、元の部屋の左の荷物部屋にいる。
別に、吉斗と、顔を合したくないとか、そんなんじゃない。
ただ、気まぐれ。
そういえば・・・。
あの後結局、優季ちゃんの悩みは消えなくて・・・。
可奈は、「マジごめんね~?」と、言葉からは、伝わってこなかったけれど、
表情からは、本当に謝っているんだと分かった。
ってか、あの千秋ってやつを好きなのが、まず、やめといた方がいいと思う。
そんな事を思いながら、私は、机の引き出しに入っていた、
まだ何も書かれていない、
まっさらなノートを取り出した。
そして、めくってこう書く。
『LOVEGAMEで集まった男女10人』
『主催者アテンの謎』
『目的はなんなのか・・・?』
多分、これが、今私の頭にこびりついて離れない謎。