LOVE GAME~初恋・監禁編~
しばらくして、ドアを開く音がして、また、床にたたきつけられた。
軽~くだけど、突き飛ばされた時の衝撃は、尋常じゃない。
アイマスクは、もう、とられていた。
もう・・・。
何で一々、こんな風な扱い受けなきゃいけないのよ・・・。
そんな事を思っていたら、別のドアから入ったらしい、沙羅・瀬奈が・・・
「美月~!!」
「美月さん~!!」
さすがに、今回は、走り寄ってくるだけだった。
どうやら最後に入ったのは、私達らしい。
そして・・・また、タイミング良く、モニター画面にアテンが映った。
「皆さん、おそろいでしょうか?」
多分、絶対ここのどこかにも、監視カメラがあるに違いない・・・。