LOVE GAME~初恋・監禁編~

~美月side~




・・・さっきから、私の横で、がつがつと肉をほおばっている瀬奈・・・。




これだったら、さっきのカニをほおばっている姿の方が、まだマシだったかも・・・。



こんなに小さい体のどこに、そんなに大量の食べ物が入って行くのかが、分からない。




そんな事を考えながら、瀬奈を見つめていたら・・・。




「食べないんですか?美月さん。」




瀬奈は、器用なことに、食べながら話す。




「あ、食べるよ!食べる。」




私は、慌てて、手に持っていた、皿に盛りつけておいたサラダを食べる。




そしたら瀬奈は、



「美月さんって、袴田吉斗のこと、どう思ってますか?」



単刀直入に聞いてきた。





< 165 / 354 >

この作品をシェア

pagetop