LOVE GAME~初恋・監禁編~
そんな私の様子を見た吉斗は、あっさりと手を離して、
「それで・・・何やってたの?」
「何って・・・あんたのせいで中断しちゃったんですけど!!」
「俺のせいって・・・別に、声かけただけですけど?」
もうっ・・・ムカツク!!
あれのどこが、“声かけただけ”なのよ!!
私が、心の中で、怒りをふつふつと煮え滾らせていたら、
吉斗は、勝手に私のノートを見てきた。
「おっ・・・!!俺達、彼氏・彼女って、ちゃんと書いてんじゃん!!」
「そりゃ・・・事実だし?」
ホントは、ちょっと抵抗あったんだけどね・・・。
ま、仕方なく?