LOVE GAME~初恋・監禁編~
「そういう問題じゃなくて・・・。」
「そういう問題じゃなくて?」
そこで、私は、吉斗の意図が分かった。
私に、本当に離れてほしい理由を言わせようとしてるんだ・・・。
恥ずかしすぎて、言いたくないんだけど・・・。
でも、ホントに邪魔になるし・・・。
「ド、ドキドキし過ぎて・・・手が動かないのっ!!」
私がそういうと、吉斗は、
「よくできました。」
と言って、私の頭にポンッと手を乗せ、ソファに座った。
ふ~。やっと、解放された・・・。