LOVE GAME~初恋・監禁編~
「俺が好きなんなら・・・もっと、追いかけてこいよ!!」
・・・・・はぁ!?
「え?・・・あの、千秋さん?」
優季は、目をぱちくりさせながら、驚いている。
もちろん、他のみんなも。
「俺、別に・・・お前のこと、嫌いなわけじゃないから。」
千秋って・・・意味分かんないやつ・・・。
「でも・・・私のこと、嫌いだから避けてたんじゃなかったんですか?」
「・・・・・。ちげぇから・・・。ってか、その話は、また・・・今日の夜でな。」
妙に言葉を濁す千秋。
知らなかった・・・こいつにも“恥”というものが、一応あったか・・・。